自分宇宙と宇宙自分

レット・イット・ビー・スピリチュアル

息子との出会い【3】

息子との出会い【2】 - 自分宇宙と宇宙自分のつづき

 

それから10年以上経ち、わたしは結婚し子どもを持つことになります。

 

結婚してすぐ、夫と箱根旅行で神社巡りをしました。

とある神社で、入り口とは別の場所にある大きな木が気になり、

その木に触れ幸せをお願いしました。

すると近くにいた人が、赤ちゃんを授けてくれる御神木だと

話しているのが聞こえてきました。

 

この頃のわたしは、出産が怖く子を持つことに尻込みをし、

自分が親になるなどまだまだ考えられないと思っていたので、

「しまった‼︎」とかなり焦った覚えがあります。

 

その帰り、鳥居の下で夫に撮ってもらった写真には、

わたしの側に大きなオーブが写っていました。

 

そしてある晩、夢を見ました。

誰かから赤ちゃんを渡される夢です。

 

記憶では、古い時代の、仙人のような身なりの

お爺さんから手渡されたと思うのですが、

その手は白く綺麗な女の人の手だったように覚えています。

 

わたしは両手を差し出して赤ちゃんを抱き、

「どんなことがあってもこの子を守ります」

と、その方に誓いました。

 

目覚めたあと、何から守るのだろうと不思議に思いましたが、

夢の中の自分は、何のことかをちゃんと理解している様子でした。

 

それから程なくして、お腹に赤ちゃんが入ったことがわかりました。

 

つづく

息子との出会い【2】

息子との出会い【1】 - 自分宇宙と宇宙自分のつづき

 

しばらくして、二人目の姪っ子が誕生しました。

姪っ子の名付けの話題に便乗して、

わたしも未来の子どもの名前を考えてみることにしました。

 

わたしは母から

男の子より女の子の方が育てやすいということや、

母娘は歳をとってからも一緒に温泉旅行に行ったり

友達のようにずっと仲良くいられると聞いていたので、

そこに姪っ子たちの可愛さも相まって

子どもを持つなら絶対に女の子がいいと思っていました。

 

そのせいか、女の子の名前ならば何個も思いつくのですが、

試しに男の子の名前を考えてみても

これといって特に思いつきません。

 

やっぱり自分の子どもは女の子なんだな、と思いました。

 

その頃だったでしょうか。

なんとなく5歳ほどの子どものイメージが

浮かんでくるようになりました。

姪っ子たちの影響かとも思いましたが、

その子は、またも眼鏡をかけた男の子でした。

 

まだ小さいのに、眼鏡を指でつまみ上げながら

賢そうに挨拶をしてくれます。

「◯◯です!5歳です!」

 

このとき名前まではよくわかりませんでしたが、

この後、これしかない‼︎と思える

いい名前を一つ思いつくことになります。

 

もし男の子だったらきっとこの名前にしようと、

まだ結婚の予定もなかったけど、わたしは心に決めました。

 

つづく

発熱とデトックス

週末から、息子と2人熱を出して寝込んでいました。

 

わたしは37度台のさほど高くない熱でしたが、

久しぶりの発熱に、歳のせいか身体中に痛みを感じ、

ずっと夢見の悪い浅い眠りに浸っていました。

 

息子は、熱が出るとみんな棘がなくなるから好きだと言います。

 

確かに、食欲も気力も体力もなくなり、

もう抵抗してもどうにもならないという無力感と

熱が下がるまで全てを委ねるしかないという脱力感で、

自然とサレンダーされていき、

エゴのない本来の自分自身が現れてくるような気がします。

 

死の間際って、もしかするとこんな感じなのでしょうか。

 

同じように、身体の方も発熱により浄化されますよね。

食欲がなくなるので自然と断食をすることとなり、

内臓は休まり腸の中の解毒が進みます。

 

ちなみに、わたしたちは今回の発熱期間中、

煮出した「よもぎ茶」と「松葉茶」を飲み

デトックス効果をブーストさせました。

 

ゆっくり休んで心も身体も浄化できるので、

たまに熱が出るのってありがたいなぁと思います。

 

…もちろん渦中にあるときは、

喉の痛みや節々の痛みでそれどころではないのですけど。

 

息子との出会い【1】

この春中学3年生になった、15歳の息子がいます。

 

この子がわたしのお腹に入る、ずっと前。

まだ結婚もしていなかった20歳くらいのときのこと。

 

わたしに初めての姪っ子が誕生し、

いずれ自分も子どもを持つだろうということを意識するようになりました。

 

その頃だったか。

ある日ふと、眼鏡をかけたスッと背の高い

中学生くらいの男の子のビジョンが浮かんできました。

制服のようなものを着たその男の子は、とても賢そうで、

目を細めてこちらを見て立っています。

 

その頃、わたしはまだスピリチュアルな世界のことを

心霊現象モノという認識で、まるで理解していませんでした。

 

なのでその時は、このことの意味など到底考えもせず、

中学の時こんな同級生いたっけな?などと不思議に思いながら、

ぼんやりとその子のことを見ていました。

 

その男の子は、その後も何度か同じビジョンで頭の中に現れましたが、

いつの間にか現れなくなっていました。

でもそのときのことは、今でも思い出すことができるほど印象的で、

なんとなく頭の片隅に残っていました。

 

つづく

自分宇宙の発信はじめます

思えば随分と前から、

自分の不思議体験やスピリチュアルなことを

文字にして残しておいた方がいいという気がしていました。

 

だけど、何しろ文章を書くのに時間がかかるタイプ。

面倒くさがりなわたしは、

書いている時間がないと言い訳しながら

ずっと後回しにしてバタバタと過ごしてきました。

 

すると、昨年あたりから突然

『ブログ』と頭に浮かぶようになり、

その声はいつしか「早く始めなければいけない‼︎」という

焦りを感じるまでに強くなっていきました。

 

それでもなお、わたしの腰は重く。

わかってるよと頭の声に応えながらも

やはり何も始めずにやり過ごしているうちに、

その声はパタリと聞こえなくなりました。

 

とうとう見限られちゃったか、と

自分勝手に少しだけ残念にも思ったのですが、

いつしかそのこともすっかり忘れていました。

 

ところが。

ここ最近になって頻繁に、

『発信する』『使命』というワードを

見たり聞いたりするようになりました。

そのシンクロ率の高さに、

間違いなくブログのことだなとわかりました。

 

使命とはさすがに大袈裟ですが。

もしかすると、自分の体験を発信することで

宇宙や誰かのお役に立てることがあるのかもしれない、

という気持ちが湧いてきたので、ここらで

よっこらしょっとこの重い重い腰をあげ、

内なる声に従いブログを始めてみることにします。

 

いつまで続くかわからないけど、体験してみます。

もし縁あってここに辿り着く方がいるとしたら、

それはとても嬉しいことです。

 

どうぞ読んでください。