しばらくして、二人目の姪っ子が誕生しました。
姪っ子の名付けの話題に便乗して、
わたしも未来の子どもの名前を考えてみることにしました。
わたしは母から
男の子より女の子の方が育てやすいということや、
母娘は歳をとってからも一緒に温泉旅行に行ったり
友達のようにずっと仲良くいられると聞いていたので、
そこに姪っ子たちの可愛さも相まって
子どもを持つなら絶対に女の子がいいと思っていました。
そのせいか、女の子の名前ならば何個も思いつくのですが、
試しに男の子の名前を考えてみても
これといって特に思いつきません。
やっぱり自分の子どもは女の子なんだな、と思いました。
その頃だったでしょうか。
なんとなく5歳ほどの子どものイメージが
浮かんでくるようになりました。
姪っ子たちの影響かとも思いましたが、
その子は、またも眼鏡をかけた男の子でした。
まだ小さいのに、眼鏡を指でつまみ上げながら
賢そうに挨拶をしてくれます。
「◯◯です!5歳です!」
このとき名前まではよくわかりませんでしたが、
この後、これしかない‼︎と思える
いい名前を一つ思いつくことになります。
もし男の子だったらきっとこの名前にしようと、
まだ結婚の予定もなかったけど、わたしは心に決めました。
つづく